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各務原のリフォーム現場では4か月間待ち望んでいたリノリウムシートがやっと到着して施工されました。シート状の床材でよくつかわれる塩ビ製の物と違い材料は亜麻仁油や木粉などを使った天然の原料から作られています。頻繁に使われる物でもなく施工して頂いた職人さんも慣れてない様子でした。シートとシートの繋ぎ目を溶接棒を使って繋ぎ合わせる事は塩ビ製シートと変わりませんが素材が違うので勝手も違うようです。ちょっと気になるところがチラホラあったので、他の場所を施工していただいている間に道具を借りて補修してみました。30分も経てばコツが掴めて満足のいく仕上げができるまでになりました。Y
空き家の増加が社会問題となる中で、行政としてはリフォームやリノベーションによって中古住宅、建物の有効活用を推進していく流れになってきています。アトリエFUDOでも改修物件は4件設計させていただきましたが、新規のお問合せも増えていっているように感じています。そんな折に兄より紹介された「建築士会インスペクター」という資格を先日取得しました。中古住宅売買時の利用を前提としていて、既存住宅の現況を把握するために国交省が定めたガイドラインに沿って目視、計測を中心とした非破壊による基礎的なインスペクション(現況検査)をするための資格です。中古住宅を購入する時に内覧をしても一般の方にはその建物の状況が分からずに不安を感じたり、購入後に補修に想定以上の費用がかかったりする事がありますが、今後、中古住宅インスペクションの普及が進むことで中古住宅購入が促進される事を期待しています。Y
鵜沼の2世帯住宅の設計契約をさせていただきました。昨年の10月末に初めてお問合せを頂いてから、まず羽島の家の見学をしていただき、その後同居されるご家族のヒアリング等を経てからのプレゼン、設計契約となりましたので振り返ると通常よりも計画・ヒアリングに長い期間を頂けました。そのおかげで、階段形状や追加工事の変更はありはしましたが、ほぼ最初のご提案の内容でGOサインをいただけました。2世帯住宅は同居される方が少なからず遠慮されてしまう事がありますので、設計、監理を通じて両世帯の些細な思いや考え方にまで気を配っていきたいと思いますY
守山の家でお祓いが執り行われました。古家を購入しての計画で当初は建て替えの予定でしたので、前の所有者さんがすでにお祓いをされたそうですが、今回、リノベーションで再生されることになりましたので、改めてお祓いをしていただきました。これで工事が無事に行われますよと神主さんに言われると何だか心強いですね。その上、お札やお守りの詰め合わせみたいなものがお施主さんに渡されました。私も何度もお祓いに出席してきましたが、お土産付きだったのは初めてです。思いがけないプレゼント、結構嬉しいですね!その後お施主さんと現場監督は近隣挨拶へ。初めてご近所さんに会うのは緊張しますよね。良いご近所関係を築く第一歩。重要です。お祓いの後、我々はお施主さんとカフェへ。お施主さんは誘うかどうしようかと悩んだ末に誘ってくださったようで(笑)いつも楽しいお施主さんに癒されます。カフェの近くにあるインテリアショップにもご一緒しました。一度行ってみたかったお店で、とっても素敵でした。m
東海市歯科クリニックの地盤調査をしています。平地ではキャタピラがついた自動式の機械をが使えるのですが、今回の敷地は2m近くの高低差があるので手押し式の小ぶりな機械で調査していただきました。
前回この敷地に訪れた時は土地の契約前で、十分な調査ができていなかったので試験待ちの時間を利用して改めて敷地内、隣地境界などの調査、測量もできました。これで実施設計もはかどりそうです。Y
守山の家の現地にて監督さん、解体屋さんと打ち合わせをしてきました。今回の工事では既存の住宅を減築、スケルトンにしてから耐震補強、断熱補強、一般改修をします。図面に解体内容を記載していますがより理解を深めるために、手違いを防止するためにも現場で実際に顔を合わせて現場状況と工事内容を確認する事が大切です。今回初めて現地に来られた監督さんも近隣の環境に圧倒されていましたが、今日は特に天気も良く新緑の季節になって庭の木々も元気一杯でした。これから頻繁にここに来られると思うとワクワクしてきます。Y
歯科医院というと、受付から診療室までの動線が患者さんもドクターも同じという物が多かったですが、最近は患者さん専用の動線を設けて導線を分離することも多くなってきました。診療室が建物の中央付近になるので如何に診療室に光を導くかが毎回悩む所です。多治見市の大前歯科クリニックさんでは診療室を一部高天井にしてハイサイドライトを設けました。天井をRにする事で窓からの光を優しく室内に導いています。Y
来年4月に東海市に開院予定のK歯科クリニック様の設計契約をさせていただきました。当初より先生の中に具体的なイメージがあったので、今まで私達が設計させて頂いた歯科医院とはちょっと違う雰囲気の建物になりそうで楽しみです。消費税増税も重なるタイミングで難しい金額調整、工事となる予感がありますが精一杯頑張ります!
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今日は、岐阜市、岐南町、各務原市、名古屋市、大垣市を行ったり来たりしながら調査やら打合せやらとタイトスケジュールな一日でした。ほんの少しですが新しくできた岐南町役場を見られました。庇が素敵でした。
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多治見市の大前歯科クリニックさんの内覧会に行ってきました。引き渡しの時はまだ何もない状態でしたが、椅子や照明器具、ショーケースの展示品などが入って雰囲気が一変していました。待合室には先生のご友人のオリジナルの陶器製ペンダントライトが優しい明かりを灯してくれています。今回大前歯科クリニックさんでは先生のご友人やお知り合いの方が様々の分野でご協力していただきました。ポーチ・エントランスのタイル、受付カウンターのモザイクタイル、看板、風除室の下足棚、黒板アートで作られた案内板。どの作品もこの医院には欠かせない物となっています。皆さまありがとうございました。
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今日は港区のコメダコーヒーで守山の家のKさんご夫妻と打合せをしてきました。名古屋市の耐震補助を受けるための準備中ですが市役所の年度変わりとも重なってしまい、なかなか工事が始められていません。そんな状態で申し訳ないと思いつつも、気長に待って頂けるお二人に癒されている私達。最近の打合せでの話題は専ら外壁の色について。kさんが持ってこられた中村好文さんの本をみながら、これがいいね、あれもいいねとイメージが膨らんでいきます。どんな結果になるのか楽しみです。Y
大学を卒業して初めてお世話になった会社の先輩からご連絡を頂きました。突然のことだったので驚きましたが、返事を返してから先輩がこのblogをみてくださっている事に気づきました。とても嬉しかったのと同時に最近は忙しさにかまけて更新をサボりがちだったので申し訳なくなりました。新年度になって心機一転!設計もblogも頑張っていきます。Y
多治見市の大前歯科クリニックは待合室と廊下から見える小さなスペースにお庭を設けました。Eda LANDSCAPE ARCHITECTの堀口さんの熱のこもったご提案が先生の思いと一致して完成した薬草畑です。ビワ、ヤツデ、ツバキ等の低木類、下草のアロエやジャノヒゲも全て薬効のある物が植えられています。歯だけではなく患者さんの身体の健康を診られる先生ならではのお庭になりました。Y
先日お引渡しさせていただいた多治見市のO歯科診療所改め「大前歯科クリニック」さん。昨日カーテンの取り付けをするという事で立会をしてきました。立会といっても特別何か作業をするわけでもないので、この時間を利用して自分の記録用写真を撮ってきました。院内は開業に向けて先生、スタッフさん総出で準備中なので邪魔にならない程度に。
開院は4月11日(月)曜日。10日には内覧会を予定されていますのでご興味のある方はぜひご参加ください。Y
この1月半ほどはブログを書く余裕もなくきりきり舞いしていました…。昨日、ようやくお引き渡しをすることができ、少しだけ落ち着いたといえば落ち着いたのですが、まだ心はザワザワ。いろんなことがあった1ヶ月半でした。
設計監理という枠を超えて諸々の手配、士業の方々の連携のための調整などをさせて頂いたりもして、気は張り詰めましたが良い経験でした。いろんなことを考え、兎に角沢山の事が勉強になりました。開業まで今しばらくの準備期間が有りますのであと少しだけ私たちの仕事もあり、竣工写真も撮影させて頂く予定なのでそれらが全て終わるまでは落ち着きませんが、ひとまずお施主さんの手に渡って開業準備が本格的に始まった事にほっとしています。Y
本日打合せのお施主さまは、設計がスタートしてから現時点で一年半以上経過しておりまして。紆余曲折あってようやく見積りがまとまり、工事契約前最後の打ち合わせでした。事前に工務店さんに作っていただいた工程表を見ながら竣工までの段取りを一緒に確認して、ようやくゴールが見えたと喜びもひとしお。ここまで心折れずによくお付き合いいただきまして、感謝感謝です。ところがお施主さんも我々に感謝の気持ちでいてくださっていて。それもまた感謝でいっぱいです。打合せは毎回おやつタイムを設けて楽しくしていたので、それがなくなってしまうのかと思うと寂しい気もしますが、現場でもまた楽しく作っていけたらと思います。DIY工事もありますしね!大変ですよ~辛いですよ~と脅していますが、本当は大丈夫だと思っているので楽しみです。
今年はノーバレンタインのつもりでしたが、お施主さんからいただきました。アートなチョコレート。m
近頃は時間が経つのが早すぎて…。今年に入り現場監理も落ち着いてきて、事務所にこもってひたすらプランを練る毎日です。プレゼン前の基本プラン中というのは3歩進んで4歩下がるようなことの繰り返しで、時間に比例した前進のない感じがまた焦りにも繋がって、と。闇の中をさまようような日々でしたが、ようやく光が見えてきました。お待たせしているお施主さまに、もう少しでプレゼンができそうです。m
多治見へ。お施主さんのお昼休みに時間を取っていただき、現場にて打合せをさせていただきました。前回決められなかった内装関係も順調に決まり、検討事項もだんだんと残り少なくなってきました。玄関の土間タイルはお施主さんのお知り合いのタイルメーカーさんのものを。先日、タイルメーカーさんの会社で打合せをさせていただき3つに絞った上で、最後は現場で選びました。テラコッタ調でかわいらしい雰囲気です。受付カウンターには別のお知り合いのタイル屋さんのものを採用予定です。地元、多治見でつくられたもの、しかもお知り合いが作られたりしたものを使えるというのは嬉しいことですね!ちなみに、照明器具もご友人が作ってくださるのですよ。これまた楽しみです。
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洗面所とトイレの壁にペンキを塗りました。ここは先月パテ処理をDIYしたところです。ペンキの色は悩みに悩みました。独立した部屋なのでどんな色を選ぶこともできたのですが、窓が小さくあまり陽が入らない小さな部屋である事、また、毎朝お化粧をする場所でもあるので、顔色がよく見えそうな明るい色を選びました。化粧ノリは1日の気分を左右しますから、重要です。今回採用したPorter’s Paintという塗料にはテクスチャーが数種類あるのですが、エッグシェルアクリリックというマットなタイプを選びました。将来、壁の色を変えたくなったら上から塗れます。便器などの設備が取り付けられた後は、塗りにくくはなりますが、頑張れば出来るはずです。アメリカ人のように気軽に塗り替えられたら楽しいなと思います。ハードルは高めですけどね。
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やっとやっと来た本格的な冬の寒さ。ついに我が家でも約10cmの積雪となりました。朝日が反射して部屋の奥、天井まで青白く照らされ、いつもの部屋がちょっと美しく見えたり。これまでの”暖冬”がとても体に優しかったから、キリリとした寒さにもまだまだ耐えらる体力が残っていて嬉しいです。
今日は多治見の現場で打合せの予定でしたので、いつもより30分早く出て向かいましたが、道路がほぼほぼ凍っていて、愛車のcopenちゃんではガリガリゴリゴリと振動が辛い道のりでした。今日の議題は内装や外装の仕上げの選定。今日でまとめて決定するぞーと勇んでいたのですが、急きょお施主さんが来られなくなって延期です。ま、そんなこともあります。竣工が近づいてきました。大工さんの工事も終盤です!
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出版社の回し者ではありませんが、こういう本もありますよというプチ情報を。いくつかのキッチン事例とその使い手のストーリーや、素材、設備(オーブン、コンロ、食洗機など)の紹介のほか食器やツール、家具などのキッチン周辺の諸々の総合的な情報が取り上げられています。キッチン、インテリア好きのお施主さん向きです。個性が溢れるキッチンは見ているだけでワクワクするものがありますね。私自身もキッチンに対する憧れが大きいので、キッチンの設計は大好きなのです。家をキッチンから考えていくというのもありですよね。アトリエにはこういったお施主さんの参考になりそうな本もちょこちょこあります。情報収集は家づくりには不可欠で、案外大変な作業ですからそのあたりもサポートできたらいいなと思っています。
「REAL KITCHEN&INTERIOR SEASON3」現在SEASON4まで発売されていますよ。
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これから基本設計が始まる敷地で現地調査をさせていただきました。町なかの密集地の古くから受け継がれてきた土地などでは境界杭や測量図がなくて境界が分からないこともしばしば。敷地境界から建物がはみ出しているなんてことも結構あります。今回は数十年前に作られた測量図と実際が若干違っているようでしたが、概ね問題はなさそうで一安心です。また、今お住まいの建物も見せていただき、前回お会いできなかったお施主さんからもお話をお聞きすることができました。ご家族おそろいで我々も一緒にこたつに入らせて頂きつつ、和気藹藹としてとりわけ楽しい会議でした。ご家族の雰囲気や背景を知ることも設計するためには重要なことですね。さて、いよいよプランニング開始です。ご家族が幸せに暮らせる家をご提案できるよう、頑張ります。m
多治見市のO歯科クリニックへ今年最初の定例打合せに行ってきました。今回は医療メーカーさん達と建物引渡し後のスケジュールが主な議題となりました。医療器具の移設、材料の搬入の段取りや内覧会の段取りなど決める事がたくさんです。開院日に合わせていつもタイトなスケジュールですが、場数を踏んでいるメーカーさん達は難なくこなして頂けるので助かります。 建物の方は外壁の左官下地処理中。仕上げが待ち遠しいです。
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先日、羽島の家を見学して頂いたご家族と改めて打合せをさせていただきました。ご家族の事や家作りの事だけでなくご趣味の事等たくさんお話しすることができ、私達との会話、ご夫婦の会話、ご両親やご家族の情報の中から様々なキーワードを頂きました。家づくりのスタートを切ったばかりで具体的なイメージは纏まっていないとのことでしたが、判断の基準になる部分・根本的な価値観の部分のお話を色々とお聞きできてよかったです!プランニングが楽しみです。
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リノベーションの現場に設置された薪ストーブの機種は、ネスターマーティンのS-43。天板にクッキングトップという高温になるプレートを付けたB-TOPモデルを採用しました。
ネスターマーティンを選んだ理由は、何と言っても針葉樹が燃やせるということ。針葉樹は広葉樹に比べ油分が多いため燃えやすく、一気に高温になるためストーブ内部が傷みやすいのですが、この機種のWOODBOX多次燃焼方式と空気量を微調整できる構造により、針葉樹も効率的に燃焼させられるということです。多次燃焼というのは一時燃焼で出た煙の成分まで燃やし尽くす為、薪の持つエネルギーを最大限利用できるということだそうで、それによって排ガスもクリーンなのだとか。煙突から出る空気も綺麗な方がいいですからね。薪の選択肢が広いことと、排気がクリーンなこと。これが今回の採用ポイントでした。
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リノベーションの現場で床材にリノリウムシートを貼る予定です。サンプルを何枚も取って何度も現場で比較してやっとのことで決めた色でしたが残念ながら在庫切れとの報告。直接メーカーに確認すると輸入品なので納期は3ヶ月以上かかるとのことでした。数日間、代替品を検討しましたが苦労して見つけたので諦めずに待つことに。取りあえず床は商品が入ってくるまで下地合板のままになりそうです。そんな話を他の現場の監督さんとしていたらリノリウムシートで同じ経験をされていました。リノリウムシートを使う時は納期にご注意ください。
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多治見のO歯科診療所。今日の定例打合せの主題は家具の打合せでした。受付カウンターや消毒台、カウンセリングコーナーのテーブル等を今回は製作して頂きます。現場の状況を確認後、設計図からの変更点やコンセント、電気配線、給排水の取り出し方等を家具屋さんが作ってくれた施工図を元に細かく打合せしました。年内は図面の訂正や材料の準備で終わってしまいますが、来年から徐々に家具が現場に取り付いていく予定です。完成が近づいてきました。
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リノベーションの現場に薪ストーブが設置されました。予め屋根下地の工事をしてあったので、5時間くらいの工事でした。屋根に煙突のための穴を開けた時、天窓となって光が降り注いだ瞬間がとても美しくて、立ち会って良かったなと思いました。天窓の光は垂直の窓とは光の質が違うような感じがしますね。天井高の高い空間でより引き立つのだと思います。
薪ストーブの設置が終ると、実際に火を焚いて使用方法の説明をして頂きました。ガラス越しに揺らめく炎の美しさと身体の芯まで温まりそうな熱がなんとも言えない心地よさです。暖房器具としては絶対的に、断トツに、手のかかるストーブですが、実際に体験してみると多くの人が魅かれる理由がわかりますね。夜、ストーブで暖まりながら編み物、なんて憧れます。
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コンクリートの床のタイヤ痕を消すべく、タイヤマーククリーナーという専用の洗剤で掃除をしました。薬品1に対して水を2加え、消したいタイヤ痕の上にかけて2,3分置き、たわしなどでこすり、濡らした雑巾で拭きとります。タイヤの成分を溶かすので若干薬品臭がありますが、苦になるほどではないです。念のためビニール手袋をして行いました。軽めのタイヤ痕は簡単に落ちました。強めのタイヤ痕もかなり溶けている感じはあるのですが、1回、2回では消えませんでした。何度もトライすれば消えそうな感じです。本当はスーパーなどの床を磨くあの大きな洗浄機があればいいんですけどね。
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