当事者でありたい
雑誌の記事の中で気になる言葉がありました。「氏神も祭りも小さく、そして身近なものでなければばらない。それが大がかりで派手になったとき変質してしまう。巨大化すると人々が祭りの当事者ではなく見物人となる。」祭りだけでなく、建築に関しても同じだと思います。規模も数も多くなりすぎると一人の人間では把握しきれません。もちろん中には優れた才能、経験によって上手くこなしている人もいると思いますが、自分はそんなに起用な人間ではないので、ひとつひとつの建築に対して丁寧に仕事をして、全ての事を把握しておくには当事者として一番近くで見届けておかなければならないと思っています。改めて自分の建築に対する姿勢を見つめなおす事ができました。
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