材木屋の心意気
キッチンやカウンターの天板を探しに関市にある材木店「アイ・エム・ケー」さんにお邪魔しました。まずゲストハウスに向かうと、古木の枕木のアプローチに迎えられイペ材のデッキと外部キッチンが現れました。デッキは約20年ものというのにまだまだ現役です。色はシルバーに褪せていましたが、高圧洗浄機で洗えば幾分か回復するそうです。イペ材はやはり強いですね。ゲストハウスの中は、床、腰壁、家具、建具の枠にいたるまで随所に無垢の洋材が使われており、豪華絢爛。社長さんや家具屋さんのお話をきき、楽しいひと時でした。
その後、ショールームに場所を移し、家具を見学。最後に木材の原板が保管されている倉庫へ。丁寧に案内していただき、よい材料を御提案していただきました。広い倉庫内に積み上げられた、高級木材の数々や設備のかっこよさに目を奪われましたが、中でも倉庫が木造であることが素敵でした。大きな倉庫は鉄骨でつくるのが一般的ですが、構造用集成材の大断面の梁でトラスを組むなど工夫をすれば木造でもできるのです。
社長さん曰く、「材木屋だったら木造で建てるのが当然でしょ」と。材木屋さんとしての心意気を感じました。
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