永遠の0
良い映画でした。
まずは現代のシーンからゆるゆると始まり、序盤はどんな話かな?などと雑念がふつふつと起こるものの徐々に掻き消されていき、あれよあれよと惹き込まれてしまいました。主題は主人公宮部久蔵をめぐるストーリーですが、脇役一人ひとりが主役であるというような視点によって、いろいろな角度で戦争とはどういうものであったかが語られていました。戦争とは隔たりを感じる世代ですが、この映画によって戦争や戦時中の日本の空気が身近に感じられました。岡田准一、夏八木勲、 田中泯、新井浩文、染谷将太、井上真央といった熟練から若手まで本当に素晴らしい演技でした。
お昼の上映にあわせて各務原イオンに行きましたが、一番前の席しか空いてなかったので急遽18:30の上映に変更しましたがそれでもお客さんはいっぱいでした。そして終盤には色んな所からすすり泣く声が…。あぁ、もう一回観たいなぁ。
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