2015.06.02

漆喰塗り1


最近改めて漆喰の事を勉強中です。今回、下地から仕上げまでのサンプルをDIYで作ってみました。現在木造住宅の場合漆喰塗りの施工はプラスターボードを木下地に貼りつけ、ジョイントを補強するテープを貼り、ジョイント部やビス頭や凹凸を平滑にするために下塗り材を薄く全面に塗り、十分乾燥した後に吸水調整材を塗布し、仕上げの漆喰を1.5~3mm程度塗るという方法が多いです。昔ながらの竹小舞を作ってから土壁で下地を作る方法より工期の短縮や下地処理の手間が省け施工費も随分安くできるので広く普及しています。欠点としては建物自体や下地や構造に使っている木が動いた時にはジョイント部分でクラックが入ってしまいます。また土壁などの下地を用いた場合よりも吸放湿性は少なくなってしまいます。今回はそのどちらの方法でもなく、ラスアンドプラスタ-工法でサンプルを作ってみました。つづく。Y