2013.03.31

お花見

新境川にお花見にいってきました。桜祭りは来週ですが、この日も堤防道路と市民公園はお花見の人で溢れかえっていました。建築家の伊東豊雄さんの講演会で以前「幔幕・まんまく」について聞いた事があります。その起源は昔の人々がお花見で桜が一番綺麗に見える場所に幕を張り、その場所で宴を開くための物だったそうです。この行為は建築家が建物を建てる時の最初のアクションとなんら変わりがありません。アトリエFUDOも建物を作る時にはまず敷地を見させていただき、その土地に対して一番気持ちのいい場所を感じとるようにします。気持ちのいい場所とは光の差し込む場所、青空が見える場所、木漏れ日の差す大木の根元、水の音が聞こえる場所、もちろん桜が見える場所もです。お花見ができる家なんて、毎年この時期が待ち遠しい家になりますね。土地を選ばれる時にはそういった遊び心も大切にしていただくと楽しい空間ができると思います。

毎年恒例の小学校近くのイカ焼きはもちろん美味しくいただきましたが、今年は美味しいたい焼きも発見しました。吉田観音のたい焼きです。おまけでたくさん皮がついたものをくれました。あんこが甘すぎず、皮も香ばしくサックリとしていて良かったです。

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